Aug 8, 2015

頑張り過ぎ症候群

 こんにちは、先日おかげさまで30歳になりました。
沢山の人に助けられて無事五体満足なまま現在を迎えられたことは大変幸せで有り難いことだとしみじみ感じています。
おめでとう、と 伝えてくれた方々にもこの場を借りてありがとうございますと言わせてください。 また 時間見つけて電話します。

 この一ヶ月はシチリアにいるのですが 毎日色んな人に会い、気を使う事も多く 慣れない言葉でのコミュニケーションで少々脳みそがバグっています。
聞くのは90%イタリア語、喋るのはイタリア語と英語、考え事をするのは日本語。
と、3ヶ国の言葉を常に処理している僕の脳みそは手前味噌だけど結構頑張っていると自分で一旦褒めてあげる事にしました。
現代の高性能マシンiphoneでさえ言語(日本語、イタリア語、英語の3ヶ国語)を頻繁に変えているとそのうちバグってくるので 僕の脳みそがバグるのは仕方ない。という事にしています。

 30歳になって少し年をとったのか、イタリアでの生活からなのかわかりませんが今までの自分を振り返り、これまでの自分に 頑張り過ぎ症候群  という称号をつけてみました。
自己啓発とか日常に溢れる『良い』とされる情報を最善とし そこに向かって頑張るのですが そこには常に足りない自分への自己否定がついて回り、努力しているのか自分を傷つけているのかよく分からなくなってきました。 
それから、友達も一緒に『良い』方に向かうのがいい事だとも思っていたので、自分の理論を必要以上に押し付けていたようにも思います。
もちろんそれで一緒になって気合が入る時もあれば、ただの自己満で終わり相手には全く逆の思いをさせた事も多々あったと思い、そうであったと思う事には反省もしています。
まあ、それも僕の20代の一部なので良いとか悪いとかではなく そういう事があった。と心に留め、これからはもう少し柔軟に行動していきます。

 沢山の少年漫画の影響で諦める事は良くないと思っていたけど
なんというか、、 諦めない事と意固地になるのは違うし、諦める事と視点や方法を変えるのは違うんだと思えるようにもなり なんだか少し気楽になりました。

過ぎたるは尚及ばざるが如し。 いつもバランスを取れるよう心がけます。